ミーレやガゲナウをビルトインした高級キッチンの仕様・デザインをリーズナブルに実現

会社情報

会社名 株式会社コスパデザイン
代表者 水毛 賢児(みずも けんじ)
所在地 〒315-0131 茨城県石岡市下林1314-5
電 話 0120-996-967
FAX 050-3488-3815
メール info@order-kitchen.co.jp
創業年 2003年(前身会社から)

代表者プロフィール

1974年 富山県魚津市生まれ
1992年 富山県立魚津高校を卒業
1997年 関西大学経済学部を卒業後、(株)日立物流に入社
2003年 経営コンサルティング会社を設立
従業員10人以下の中小零細企業のクライアントを中心に、インターネットを活用した集客やマーケティング戦略の策定から営業プロセスの改善までの全体最適をサポート。
工務店や建材メーカーをはじめ、様々な業態・業種のビジネスに携わる。

コンサルタント会社設立後のクライアントが輸入住宅ビルダーであった事がきっかけで、輸入キッチンの存在を知りり、取り扱いを始める。

2008年 コンサルティングの傍ら、自らも起業家として、日本最大級の輸入キッチン情報ポータルサイト『輸入キッチン応援団(現在は閉鎖)』を立ち上げ、本格的にキッチン事業に取り組み、以来数百人もの相談にのり、最適な選択肢を提案している。

2013年 東京都港区西麻布に20社の建材メーカーとのコラボレーションギャラリーを企画し、立ち上げ&運営までをプロデュース。

2014年 割安感とおしゃれ感を最優先に考えたオーダーキッチンブランドである『ユーロキッチンズ』を立ち上げる。

2015年 株式会社コスパデザインを設立
『オーダーキッチン&ミーレやガゲナウなど高級家電の情報ブログ』による情報提供などにより、魅力的なオーダーキッチンや海外製キッチン機器の普及に取り組む。

ユーロキッチンズが生まれた理由

こんにちは。ユーロキッチンズの運営者である株式会社コスパデザインの水毛(みずも)です。この度は弊社サイトに関心をいただきまして、ありがとうございます!

本記事ではユーロキッチンズがどのようなきっかけで生まれたのか?そして、最終的にはどのような方向を目指して運営されているのか?について、ざっくばらんにお伝えできればと考えております。

私自身の経歴も含めながらダラダラと書いていきますので、長くなると思いますがお付き合いいただけると幸いです。(なお、オーダーキッチンに役に立つ内容はありませんので、ご注意ください。)

狙ったわけでは無く、成り行きでできたブランド(汗)

2000年前半よりオーダーキッチンに携わっておりますが、ユーロキッチンズというブランドが生まれたのは2014年です。おかげさまで、2024年1月現在までの約10年間で150件以上のオーダーキッチンを納品させていただき、そのうち、140件以上を施工例としてサイトで紹介できる事はとても幸せな事だと思います。

お施主様はもちろんですが、メーカーや職人さんなど関わってくれた多くの方々に感謝しております!

しかし、ユーロキッチンズというブランドは、狙ってできたものではなく、成り行きで生まれたブランドです。もともと、キッチン業界はもとより、建築業界にも縁がなかった私がひょんなきっかけからオーダーキッチンメーカーを運営する事になり、多くのお施主様とのやりとりを通じて、ここまで育ててもらいました。

建築業界に無縁だった私が輸入キッチンと出会う

29歳で7年間働いた会社を辞めるまで、私は建築業界とは無縁の人生でした。大学も経済学部ですし、就職先は日立製作所系列の物流会社、親兄弟、義実家、親戚にも建築関係者はいません。

会社を辞めたあと、コンサルタントとして独立開業したのですが、最初のクライアントが、たまたま輸入住宅会社だったことが建築業界と関わったきっかけになります。

何年か一緒にお仕事させていただくと、最初は分からなかった建築業界独特の語句や慣習などが分かってきて、木造建築に関してはざっくりとした知識を得ることができました。また、輸入キッチンと出会ったのもこの頃です。

それまで、日本の住宅しか知らなかった私は、デザイン性が高く、オープンな間取りが特徴的な輸入住宅を知って軽くカルチャーショックを受けたのですが、当然のようにキッチンも輸入製でした。

アメリカ系の輸入住宅会社だったので、キッチンと言えばオークやメープル、アルダーなどの木製キッチンが主流でいわゆるアンティークとかカントリーと言われるようなデザインスタイルが人気でした。

アイランドキッチンやコの字型レイアウトというようなゆったりとして、ボリューム感のあるレイアウトに、天然石のカウンターや輸入水栓が組み込まれたキッチンは、日本のシステムキッチンとは全く別物だと強い印象を受けました。

お施主様は海外に居住経験がある方が多く、新築の際には、迷うことなく輸入キッチンを選択され、海外での生活を思い出しながら、その雰囲気を再現すべくプランニングが進みました。

私はそのプロセスに間近で接することにより、輸入キッチンの素晴らしさを肌で感じることが出来たのです。これが、私と輸入キッチンの初めての出会いでした。

『輸入キッチン応援団』の立ち上げと挫折

その後、ネット集客を得意とするコンサルタントとして、輸入住宅会社以外にも健康食品の通販事業の立ち上げなど、主に中小企業のネット集客のサポートをしていましたが、『社長さん相手にアドバイスをするには自身でも事業を運営していないと説得力が無いな』『何かビジネスを立ち上げないと格好がつかないな』という想いに駆られ、思いつくままに新規ビジネスを立ち上げるようになりました。

たとえば、父の友人がこだわりの豚を育てていると聞けば、豚肉の通販サイトを立ち上げてみたり、たまたま知った防鼠材を仕入れて、肥料会社や美浦村のJRAトレセンに売り込みに行ったり、いくつかのビジネスを立ち上げたのですが、結局、うまくいきませんでした。(コンサルタントのくせにダメですね(汗))

その中で、唯一、動きがあったのが2008年に開設した『輸入キッチン応援団(現在は閉鎖)』というサイトでした。このサイトは日本最大級の輸入キッチン情報サイトとして、輸入キッチンやオーダーキッチンを検討しているお施主様からお問い合わせをいただき、要望に合うキッチンメーカーをマッチングするビジネスモデルでした。

まだまだニッチだった輸入キッチンやオーダーキッチンを、もっと普及させたい、当たり前のように検討されるようになってほしいという希望を持って立ち上げたビジネスでしたが、思ったほどうまくいきませんでした。

ネット集客は得意でしたので、何百人ものお施主様からお問い合わせをいただくことは出来ましたが、多くの相談を受ける中で実感したのは、価格がネックで輸入キッチンやオーダーキッチンを諦めざるを得ない方が多くいらっしゃるという事でした。

しかし、既存の輸入キッチンブランドではショールーム運営などのランニングコストが掛かりますし、ブランドイメージの問題もありますので、これ以上価格を下げるのはなかなか厳しい事も理解していました。

また、輸入キッチンブランドやオーダーキッチンブランドは元々敷居が高い感じがあり、予算に余裕のある顧客層にしか対応していない感じもありました。

予算が合わなければ、国産システムキッチンという選択肢しかありません。今でこそ、国産システムキッチンはデザインも格好良くなっていますし、ミーレ食洗機を選ぶことができるようになっていますが、当時はそうではなく、仕方がないので妥協して選ぶという感じでした。

私としては、せっかく憧れをもって検討していただいたのに、諦めてしまうのは残念で仕方がありませんでしたし、大変もったいないと感じていました。

やはり、もっと割安感のある選択肢がないと、このままではジリ貧になってしまうな~、私には何が出来るだろうかと、しばらく悩んでいた時期もありました。

ひょんなきっかけからオーダーキッチンメーカーへ

輸入キッチン応援団を開設してから数年経った時、あるお施主様の相談に乗っている際に、話の流れで私自身が直接オーダーキッチンを提供しなくてはいけなくなってしまいました。自信が無いとお断りもしたのですが、お施主様の方でもリスクを取るからという事で話を進めました。

輸入キッチンをプランニングした経験もありますし、建材の仕入先もある程度は把握していましたが、元請けになってお施主様に直接キッチンを提供した経験はありませんでしたので、かなりビビりながら作業を進めたところ、無事にオーダーキッチンを納品する事ができました。

さらに、考えていた費用よりもかなり割安に完成させる事が出来たので、お施主様にも大変喜んでいたきました。

この出来事は、私にとって大きな転機となりました。

私自身がオーダーキッチンメーカーとして直接、お施主様に提供する事で、これまでネックになっていた価格面での問題をクリアできることに気が付いきました。さらに仕事としても、とてもやりがいのある楽しい仕事であることにも気が付いてしまいました。

そこで、私が直接、提供するオーダーキッチンに、輸入キッチン応援団の『格安オリジナルキッチン』という名前を付けて、既存のキッチンブランドでは予算が合わなかったり、納期的に厳しいお施主様にご提案するようになりました。

これまで情報サイトの運営者という第三者的な立場でしかなかった私ですが、ひょんなきっかけからオーダーキッチンメーカーになってしまったという事です。(この時点では、まだユーロキッチンズというブランドではありません。)

新しい選択肢としての『ユーロキッチンズ』

輸入キッチン応援団の『格安オリジナルキッチン』は、少しずつではありますが、いくつかのご依頼を受けることができ、経験とノウハウを蓄積してきました。

そして、オーダーキッチンメーカーとして、お施主様とより深く向き合うようになった結果、今まで意識していなかった事にも気づく事が出来るようになりました。

それは、輸入キッチンやオーダーキッチンブランドを検討されている方は、高級感のあるブランドイメージだったり、キッチンに対する強いこだわりを求めていると思っていましたが、実際にはそんな人ばかりでは無いという事です。

いくつかのこだわりポイントが実現できれば、それ以外はそんなにこだわらない、むしろ、デザインや品質を落とさずに価格を抑えることができるのであれば、ブランドがどこであろうが、あまり気にしないという方が一定の割合でいらっしゃる事に気が付きました。

『格安オリジナルブランド』には既存キッチンブランドのような高級感はありませんが、その分、価格を抑える事が出来ますし、国産システムキッチンに比べれば、自由度は高く、こだわりを実現する事が出来ます。

現状では、既存キッチンブランドか国産システムキッチンの選択肢しかありませんでしたが、『格安オリジナルキッチン』は、どちらもカバーできていなかった新しい選択肢になり得ると考えました。

この事に気が付いてから、今まで何となく運営してきた『格安オリジナルキッチン』というフワフワしたものを、より明確なコンセプトを持ったブランドにしなければいけないと思い始めました。

その結果、2014年に『ユーロキッチンズ』が誕生しました。

オーダーキッチンを実現するためには、上の表のように、いくつかの選択肢がありますが、お客様の状況(予算など)や価値観(ブランドに対する考え方、ショールームの有無、こだわりの強さなど)によって、最適な選択肢は変わります。

大切な事は、幅広い選択肢の中から、それぞれの特徴や違いを把握したうえで判断する事ですが、ユーロキッチンズは、そのひとつの選択肢として、きっと皆様のお役に立てることと考えております。

コンセプトの実現とこれから目指す方向性

ユーロキッチンズとは、ブランドであることやディティールへのこだわりよりも、全体的な「おしゃれ感」と「割安感」を最優先に考えたオーダーキッチンブランドです。

国産システムキッチンよりも自由度が高く、しっかりこだわり事ができ、同時に高級キッチンブランドや小さなキッチンショップと比べて、同等のデザイン・仕様でも「割安感」のある価格でご提供できます。

このコンセプトをクオリティを下げずに実現するために一体どうすればよいのか?について考えました。

良いものでも高くては駄目ですし、もちろん安かろう悪かろうでも駄目、良いものだけど割安感が無ければ意味がない。

価格を下げるために何をすればよいか?価格とこだわり具合やデザインのバランスが取れていて、割安感が感じられるのであれば、多少の不便は仕方がないと考えてもらえるのではないかと思いました。

幸いにも、私は業界経験による固定概念やしがらみがないため、慣習にとらわれない自由な発想でやる事とやらない事を考えることができました。

特に設備機器の調達方法を工夫したり、建築会社経由での販売をせずに一般のお施主様からの施主支給に限定するなどは、他のオーダーキッチンブランドではおこなっていないと思います。

オーダーキッチンの場合、システムキッチンと違い、全体をセットで仕入れるわけでは無く、扉材や収納キャビネット、カウンター、シンク、海外製機器、国産機器のなど多種多様のパーツに分かれます。

ユーロキッチンズでは、全てのパーツをそれぞれ幅広い選択肢から吟味し、お施主様の要望に合わせて仕入や調達方法を最適化する事で同じ機種でもコストダウンを図る事が出来ました。

もともと、輸入キッチン応援団や麻布デザインギャラリー(20社の建材会社とのコラボレーション企画)などの立ち上げなどで幅広いリサーチには自信があります。

特にデザインが良くてコストパフォーマンスが高いものを厳選するのは得意でしたので、クォーツカウンターやセラミックトップの取り扱い時期も他のオーダーキッチンメーカーよりもかなり早かったと自負しています。

また、会社運営にかかる固定費を極限まで抑えました。本業?であるコンサルタントの知見を生かして、ほとんど広告宣伝費をかけずに集客したり、サイトの制作やブログの更新、インスタグラムの運用は自身でおこなう事で外注費が掛からないようにしています。

従業員もいませんし、ショールームもありませんので賃料やスタッフの費用も全く掛かりません。

ちなみに本社オフィス(自宅)は茨城県石岡市という筑波山のふもとにあるとても自然豊かな場所(要は田舎ですね)にあり、車で5分以内の場所で以下のような景色が広がっている場所です。

デザイン面では、私はデザイナーとして専門的な知識はありませんでしたが、海外のキッチン画像を見たり、デザインセンスにあふれたお施主様に鍛えられることでノウハウが蓄積する事ができました。

証拠は当サイトに掲載されている140件以上の素敵な施工実績を見ていただければお分かりかと思います。

おかげさまで現在でも、いろんなお施主様よりお声かけいただいており、複数の案件を同時並行で進めさせていただいています。

これまで通り、リスクの無い経営を心掛けていきますので、スタッフの増員も考えておりませんし、ショールームを建設する予定はありません。ですので、あまり多くの案件には対応できませんが、無理のない範囲で頑張っていきたいと思います。

株式会社コスパデザイン 水毛 賢児

 
 
 

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