海外インテリアに合う装飾品にはどんな種類があるのか?海外の画像を見ながら確認していきます。

素敵な海外インテリアの画像を見ると、特徴的な装飾品が使用されている事に気が付きます。特にエレガントデザインには、デコラティブなモールディングがインテリアのあちこちに使用されていますが、実際に使おうとするとイメージがわきません。

その他にもいろんな装飾により海外っぽい雰囲気を醸し出す事ができますので、本記事では、海外のインテリア画像を参照しながら、装飾品にはどんな種類があるのかを確認していきたいと思います。

装飾画像No.1

シャンデリアが吊り下げられている天井部分にメダリオンという円形の飾りが取り付けられています。本記事の1番目に表示されている画像にも付いていますが、円形以外にもいろんなデザインのメダリオンがあります。

さらに、天井と壁の間にはクラウンというモールディング、向かって右側にはマントルピースという暖炉の周りを囲う装飾品が置かれています。

装飾画像No.2

アーチ形状の開口部周りに取り付けられたモールディングや腰高まで貼られた化粧パネルが特徴です。化粧パネルは白に塗装される事が多いので、濃い色の壁と組み合わせると効果的です。

装飾画像No.3

ブラックの格子が付いた透明なパネルで部屋を区切っています。最近流行っているモノトーンインテリアにもピッタリ合います。

装飾画像No.4

壁に貼られたミラーはデザイン性の高いものを選ぶことで装飾として活用する事が出来ます。取り付ける鏡の大きさに合わせて照明の位置が決められたと思われます。

装飾画像No.5

窓の前面に設置されたベンチシートは下部には収納キャビネット、座面にはお好きなクッションを置く場合もありますし、画像のようにオーダーで用意する事もあります。上部にはダウンライトが組み込まれています。

装飾画像No.6

こちらは出窓を利用したベンチシートになっています。その他、天井付近のクラウンモールディングやレンガが貼られたマントルピース、その両脇には造り付けの壁面収納も装飾としての役割を担っています。

装飾画像No.7

天井付近のクラウンモールディング、窓周り&通路部のケーシング(モールディング)はあまりデコラティブなものではなく、シンプルなモールディングになっています。

テレビ下のマントルピース+壁面収納もスッキリとしたデザインで、壁の色や家具の雰囲気にもピッタリ合っています。

装飾画像No.8

この画像では、天井付近のクラウンモールディング、窓周りのケーシング以外に床付近のベースモールディング(巾木)が見えています。壁の色とのコントラクトが美しいですね。

暖炉は壁面収納に埋め込む感じでデザインされており、廻りをタイルで囲う事でモダンな印象になっています。本棚などオープンな収納が素敵です。

装飾画像No.9

こちらも暖炉+壁面収納です。暖炉周りのデザインやオープン部分とクローズ部分の分け方、テレビの場所など、しっかりとデザインする必要があります。今回のように左右がシンメトリーになっているケースも多いです。

装飾画像No.10

腰高に貼られた化粧パネルは小さなチェアレールというモールディングでデザインされています。天井付近のクラウンモールディングは少し小さめですが、日本ではこのくらいのサイズでもちょうど良いかもしれません。

装飾画像No.11

ダイニングの椅子代わりに作られたベンチシートと窓周りのケーシング(モールディング)が特徴的です。一言で窓周りのケーシングと言っても、いろんなデザインがあり、この画像のように底面にボリュームを持たせる場合もあります。

装飾画像No.12

ドア周りのケーシングです。あえてドアの色と合わせずにホワイトにしているところが特徴です。その他、天井付近のクラウンモールディングや床付近のベースモールディング、暖炉周りのマントルピースや壁面収納があり、海外では一般的な家庭のインテリアと言えるでしょう。

上記で紹介した画像は海外では一般的な家庭(豪邸ではなく)のインテリア画像になりますが、とてもセンスが良く、デザインされている雰囲気があります。窓の形状や天井の高さなど、日本では忠実に再現する事が難しい部分もありますが、参考に出来る部分もあるのではないかと考えております。